BASEからShopifyへ移行するメリットとやり方をご紹介します!【BASEショップ情報移行アプリの使い方】

こんにちは、個人でShopifyを使ったオンラインショップ構築をしておりますたかぼー(@taka_forward)です。Shopifyは2020年9月のアップデートで、「BASEショップ情報移行アプリ」をアプリストアに公開しました。

PR Times

先日BASEからShopifyへの乗り換え案件を担当した私が、移行する際に使用するBASEショップ情報移行アプリの使い方をご紹介しつつ、これからBASEショップ情報移行アプリを使う人に向けて、BASEからShopifyに乗り換えた方がいい場合や、アプリ使用時の注意点についてご紹介していきます。

今回は、

  • どういう場合にBASEからShopifyへ乗り換えた方がいいのか?
  • BASEからShopifyにデータを移行する方法は?
  • どの情報が簡単にBASEからShopifyへ移行することができるのか?
  • その他、移行時に気を付けたいことは?

と言った疑問に回答していく記事になります。

BASEショップ情報移行アプリ

<この記事を読んだらわかること>
✔︎ BASEとShopifyのそれぞれの特長がわかる
✔︎ BASEからShopifyに移行を検討するポイントがわかる
✔︎ BASEショップ情報移行アプリで出来ること、出来ないこと、使い方がわかる

目次

BASEとShopifyのそれぞれの特長

BASEは「初期費用が完全無料」で始められ、月額料金もかからないサービスなので、「初めてオンラインショップを持ちたい」「オンラインショップの売り上げが予測がつかず、試験的に販売を開始したい」という方におすすめなサービスです。Webサイト制作の知識がなくても、用意されているテンプレートを選択し、そこに画像やテキストを埋め込んでいくだけで、簡単にオンラインショップを作ることができます。

Shopifyは世界No.1のシェアを持っているサービスで、「月額29ドル」から始められます。月額料金がかかりますが、PCI DSSのレベル1(クレジットカード決済に関する国際セキュリティ規格)を保有していたり、「1分間に1万件の注文に耐えられるサーバー」を使用することができたりします。こちらもBASEと同じく、テンプレートを使って制作を行いますが、テンプレートの数がBASEの約2倍あったり、アプリによって機能が簡単に追加できるカスタマイズ性が魅力です。

BASEからShopifyに移行するメリット

メリットは、Shopifyは一つのサービスで多数の販売チャネルをもつことができるので存分に活用することができるということが挙げられます。Shopifyはオンラインショップを持てるだけでなく、「POSを使用した実店舗との連携(ポップアップストアの出品)」「SNSでの販売(Instagram, Facebook)」「モール(楽天)での販売」などができ、顧客とのタッチポイントが増えるというメリットがあります。

BASEからShopifyに移行する理由:手数料の安さ/アプリの拡張性/ページのカスタマイズ

BASEからShopifyに移行されるお客さんに実際に移行理由を聞いてきました。

決済手数料がShopifyの方が安い

Shopifyは標準(Shopifyペイメントを使用した場合)の決済手数料が3.4%で、BASEは3.6%+40円(+サービス手数料が別途3%)という料金体形です。月額手数料を含めて考えても、おおよそ月の売り上げが10万円を超えてくると、BASEよりもShopifyを採用した方が手数料の面でプラスに働きます。

アプリの拡張性があり、商品特性やストアのフェーズを生かした施策を打つことができる

Shopifyでは4700を超えるアプリがあり、ストアにインストールをすることで、自由に機能を使うことができます。アプリはストアの見た目に関わるものや、集客、販売促進、セール時、メールマーケティングの際に使うことができるアプリがたくさんあります。「売り上げをあげるため」だったり、「リピート顧客を作るため」と言った目的に応じたアプリをそれぞれのタイミングで採用することでストアのフェーズに応じた顧客とストアの関わり方を実現することができます。

外部のエンジニアに依頼することでページのレイアウトを自由に編集できる

100を超えるものから好みのテンプレートを選べること、また、制作者に入ってもらうことで、ページのレイアウトをカスタマイズを行ったり、お客さんが望んだページを作成することができる、ということが移行理由の大きな原因になりました。

BASEからShopifyに移行するべきケース

上記の理由で移行される場合が多いのですが、その他移行するべきケースについてご紹介します。

商品名や型番で検索される商品を取り扱っていて、検索流入を増やしたい場合

ShopifyはBASEに比べて「SEO対策」が充実しております。検索を行った時に表示される各ページのタイトルや、説明文を設定できる他、画像のaltタグの設定もできるのが強みです。そのため、商品名や型番で検索される場合が多いストアの場合、Shopifyを使用し、内部SEO対策をされた方がアクセスが増えるので売り上げにつながりやすいです。

SEO対策はストアオープン時の設定に配慮することはもちろん重要ですが、ストアオープン後に「ホームページ内でのコンテンツを充実させる」などの運用も大事になってきますので「SEO対策をしたからといって必ず検索からのアクセス増加が望める」わけではありません。

自社商品のアフィリエイト出稿を行いたい場合

Shopifyだと日本製の「Affiliate Integrate」アプリを使うことで

  • 初期費用50,000円、月額50,000円のプラン
  • バリューコマースに出稿可能
  • Shopifyプランや、ドメインの制限なし

という条件でアフィリエイトの出稿をすることができます。

Affiliate Integrateは現在、2020年12月31日までに申し込みを行い、2021年1月31日までにスタートすれば、初期費用と月額費用1年分が0円になるキャンペーン中です。

BASEでも「アフィリコード」という外部ツールを連携することで自社商品のアフィリエイトを行うことはできるのですが、独自ドメインを使っている場合、このツールが使用できません。

BASEからShopifyにデータを移行する方法【BASEショップ情報移行アプリで出来ること、出来ないこと、使い方】

BASEショップ情報移行アプリ

BASEショップ移行アプリでできることと、できないこと、移行方法についてご紹介していきます。

BASEからShopifyに移行できるデータ、できないデータ

全てのデータがBASEからShopifyに移行できるわけではないので、移行できるデータ、できないデータをご紹介します。

BASEからShopifyに移行できるデータ

  • 商品データ
  • 注文データ(顧客情報)
  • コレクション(カテゴリー)データ

が移行することができます。

BASEからShopifyに移行できないデータ

  • オンラインショップのレイアウト(+記載している文字、画像など)
  • 送料、決済方法の設定
  • ドメイン設定

は移行することが出来ませんので、1から作り直したり、設定をし直す必要があります。

BASEからShopifyへのデータ移行方法をご紹介

アプリの使ってBASEからShopifyにデータを移行する方法についてご紹介していきます。

事前に準備するもの:
BASEへのログイン(メールアドレス、パスワードを使用します)
Shopifyストアの立ち上げ(14日間の無料お試し期間がありますので、こちらからストアの立ち上げをしてみてください。)

BASEショップ情報移行アプリのインストール方法

管理画面のダッシュボードから「アプリ管理」 > 「Shopifyアプリストアに行く」をクリックし、アプリストアにいきます。

Shopifyアプリストアに移動しましたら、「BASEショップ情報移行アプリ」と検索し、アプリの詳細ページにいきます。

BASEショップ情報移行アプリ

「Add app」ボタンを押して、アプリを追加していきます。

BASEショップ情報移行アプリ- インストール画面

最後に「アプリをインストール」を押せば、アプリの追加が完了します。

BASEショップ情報移行アプリ 管理画面

下の画面に沿って各種データをBASEにてCSVファイルを出力→ShopifyにCSVファイルを取り込む、という流れになります。

STEP1:商品情報を取り込む

まずはじめに商品情報をBASEからShopifyに移行しましょう。

ペンギン

これからの作業はBASEの管理画面とShopifyの管理画面を行き来するので別のタブやウィンドウで作業されると効率よく出来ます!

1. 【BASE】商品情報CSVファイルをダウンロードします

CSV商品管理アプリをインストールすることで、商品情報が一括でダウンロード出来るようになります。

【BASE】CSV商品管理アプリ

インストールが終わると、そのまま商品情報のダウンロード画面に移行します。

確認すべきなのは2点で、
①上画像の選択項目(チェックボックス)が全て選択されていること
②下画像の、「商品を新規登録するための空のCSVファイル」から「登録済みの商品の情報を編集するためのCSVファイル」にチェックを変更

こちらが出来ましたら「ダウンロードをする」を押してください。

2. 【Shopify】BASEショップ情報移行アプリで先ほどの商品情報CSVファイルをインポートします

Shopifyのアプリ画面からBASEショップ情報移行アプリにアクセスします。先ほどダウンロードした商品情報CSVファイルをアップします。

アップすると自動でファイルを読み込みが始まり、インポートの準備が始まります。

商品件数、バリエーションがBASEで登録されている商品数と同じであることを確認し、「インポートする」を押してください。

インポートが終わりましたら商品件数とバリエーションの件数が同じになっていることを確認してください。

STEP2:注文情報を取り込む

次に、注文情報をBASEからShopifyに移行しましょう。

1. 【BASE】注文データダウンロードアプリをインストールします

注文データダウンロードをインストールすることで、注文情報が一括でダウンロード出来るようになります。

【BASE】注文データダウンロードアプリ

2. 【BASE】注文データをダウンロードします

アプリをインストールすることで注文管理の下に、「全◯件の注文データをダウンロード」という表示がでますのでクリックすることでCSVファイルがダウンロードすることが出来ます。

3. 【Shopify】BASEショップ情報移行アプリで先ほどの注文データCSVファイルをインポートします

Shopifyのアプリ画面からBASEショップ情報移行アプリにアクセスします。先ほどダウンロードした注文情報CSVファイルをアップします。

アップすると自動でファイルを読み込みが始まり、インポートの準備が始まります。

顧客、注文、注文された商品(補足:合計商品販売数です)がBASEで登録されている数と同じであることを確認し、「インポートする」を押してください。

インポートが終わりましたら顧客、注文、注文された商品の件数が同じになっていることを確認してください。

【重要】この作業を行うと、ショップに登録しているメールアドレス宛に注文確定メールがきます。驚かれるかもしれませんが、お客さん側にはメールは送られていないのでご安心してください。

STEP3:カテゴリー情報を取り込む

最後に、カテゴリー情報(Shopifyはコレクションと呼びます)をBASEからShopifyに移行しましょう。

1. 【BASE】カテゴリ管理をダウンロードします

カテゴリ管理をインストールすることで、カテゴリ情報が一括でダウンロードすることが出来ます。

【BASE】カテゴリ管理

2. 【BASE】カテゴリ管理アプリ内から「一括カテゴリ登録」ページを開きます

ここをクリックすることでページが開きます。

3. 【BASE】一括カテゴリ登録ページ内の「カテゴリID確認表」をコピーします

画面中部にあるカテゴリID確認表を全てコピーします。

1行目の「カテゴリ名」「カテゴリID」も含めてコピーしてください。

BASEショップ情報移行アプリのマニュアルより

4. 【Google Drive/Excel】コピーしたカテゴリID確認表を貼り付けてCSVファイルで保存します

Google Drive、もしくは、Excelを新規ファイルで開き、先ほどのコピーデータを貼り付け、CSVファイルで保存します。

CSVファイルを保存する際は、「カンマ区切りの値(.csv、現在のシート)」にて保存をしてください。

これでShopifyに取り込むデータの作成が終わりましたので、取り込みを行っていきます。

5. 【Shopify】BASEショップ情報移行アプリで先ほどのカテゴリCSVファイルをインポートします

Shopifyのアプリ画面からBASEショップ情報移行アプリにアクセスします。先ほど編集したCSVファイルをアップします。

アップすると自動でファイルを読み込みが始まり、インポートの準備が始まります。

カテゴリ数がBASEで登録されているカテゴリ数と同じであることを確認し、「インポートをする」を押してください。

インポートが終わりましたらカテゴリ数が同じになっていることを確認してください。

たかぼー

このアプリを使用したところ、約40品目のストア移行が40分(実動約20分でデータの移行を待っている時間がほとんど)で終わりました!ありがとうございました〜!

BASEからShopifyにデータ移行時に気をつけるべき点

ここまでBASEからShopifyに移行できるデータとそのやり方について紹介してきましたが、気を付けないといけない点がありますので合わせてご紹介します。

商品情報を移行しても、「非公開状態」での登録になるので、公開作業が必要です

STEP1で商品を移行しても、オンラインショップに反映していない状態になります。そのため、公開作業が必要になります。

やり方は、「商品管理」から全ての商品を選択、「商品を公開する」を押す必要があります。

これを行えば、オンラインショップ上に商品が並ぶようになります。

商品の個別URLが日本語になるので、英語に直した方がベターです

STEP1で商品情報を移行すると、Shopify上で登録した商品のページURLが日本語での登録(例:https://samplesite.myshopify.com/products/サンプル商品)になりますので、英語に変換された方がSEO的にベターです。

変更方法は、商品管理 > エクスポートするから商品のCSVを出力し、handle欄を日本語から英語に書き換えインポートすることで行うことが出来ます。

BASEからShopifyに注文情報を移行すると、ストア側のみに注文メールがきます

STEP2で注文情報をShopifyに移行すると、Shopify側で商品を注文を行って購入フローを踏むことで注文情報と顧客情報をいれるという形になります。そのため、「登録したストアのメールアドレス宛に、注文がきたというメール」が注文分入ります。このデータ移行で初回の注文をした扱いになり、また、ストア分析でも売り上げが立っている仕様になります。

まとめ:売り上げが上がってきたらBASEからShopifyにストア移行をしませんか?

ここまでBASEとShopifyのそれぞれの特長と、移行メリット、移行方法について紹介してきました。

  • BASEは「初めてネットショップをもつ方」「試験的に商品をネットで売りたい方向け」のサービスで、Shopifyは本格的にネット販売に取り組む方向けのサービスになります。
  • 移行は「商品データ」「注文データ」「カテゴリーデータ」が出来ますが、ストアの見た目は各種設定はし直す必要があります。

BASE、Shopify、どちらのサービスも違った良さや、管理画面の使いかたなど、違ってきますので一度お試しでサイトを作ってみてもいいかもしれません。

BASEショップ情報移行アプリの開発会社さんのご紹介

本アプリを開発されたGetIt inc., さんは『愛するこどもの日常をもっとかわいく』 をテーマにした国内最大級の子供服セレクトショップをShopifyで運営されつつ、そこで培ったノウハウを自社アプリ開発に生かされている会社です。

BASEからShopifyへの移行に関するよくある質問

Q
プラットフォームを移行することで気をつけることはありますか?
A

管理画面が変わるので、操作に戸惑われる場合があります。Shopifyに関するサポートを受けられてもいいかもしれません。

この記事を書いた人

たかぼー

1993年、東京都生まれ。大学卒業後、メーカーの海外営業を経験し、「日本製のものが1人でも多くの人に使われて欲しい」という思いを形にするためにShopifyを使ったECサイト制作から運用までのサポートをしています。これからECサイト制作を始める人が「楽しく」作ってお客様の売り上げに貢献できるよう、知識のシェアをしているブログです。